Devilish Egocentric Pictures ver.7.0

日々の感動を大切にしながら生きている似非ブロガーが考えた事や感じた事を吐き出す場所

散歩中に妖怪出没!!!

毎日、梛(なぎ)を連れて散歩に出かけます。何も用事が無い時は自宅の周りをただ歩くだけのコースで、ショート・バージョンとロング・バ―ションがあります。近所の公園でハトを追いかける子供達や、グラウンドで練習に励む少年野球チームの面々、ほんのりさびれた商店街でダラダラと買い物をする地元のおばあさんなどを眺めつつただのんびりと歩くのです。梛(なぎ)は勿論自力で歩けませんから、いわゆる抱っこ紐というやつを装着して歩きます。

 一口に抱っこ紐と言っても、驚く程バリエーションがありタイプも色々です。子育てを経験した人達にとってはあまりに当たり前の共通話題なのですが、子育てに無関係の人にしてみればその世界観は驚くものかもしれません。

 ちなみにウチはエルゴ派。この抱っこ紐をガシっと装着して出かけるワケです。

 散歩中に買い物をする時もあって、その場合は近所のスーパーマーケットに向かいます。そしてこのスーパーマーケットで妖怪と遭遇する事があるのです。

 その名も「あなたが梛(なぎ)ちゃん!?」おばさんです!

 この妖怪は、概ね中年~初老女性が突如変身したものです。通常はスーパーマーケットの売り場で商品を物色しており静かに買い物をしているだけなのですが、彼女達は乳児や幼児を発見した途端に行動が変貌するのです。

 抱っこ紐やベビーカーにおさまった子供を見つけると驚く速さで近寄ってきます。満面の笑顔で(ぎゃーーーーーー!!)。そして親の存在をないがしろにしつつ子供と自分だけしか居ない世界であるかのように振る舞うのです。

 「あっらーーーーかあわいいーーー!」

 「今の抱っこ紐っていいわねーーー!」

 「眠たいのーーーーーーーー??!!」

 「風邪ひかせちゃだめよーーーーー!」

 あまつさえ親の事を無視して、無断で娘の頭や体に触れようとしてくるのです(やめてーーーーーー!)。ドコの誰とも知れない妖怪のナニを触ったか判らない手を、月齢7か月の我が娘に触れさせるわけにはいきません。すかさず体の向きを変えるなどしてブロッキングします。彼女達は親である僕やお嫁ちゃんなど全く見せていないまま、延々と梛(なぎ)をあやし続けたりします。

 「ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろっっ(音声)」

 「んっっっっっっっぱっ!!!んっっっっっっっぱっ!!!」

 ……。絶句です……。

 誰とも知れない初老女性が自らの舌をぴろぴろと動かしている様を見せられる状況は筆舌に尽くし難い恐怖に満ちているのです。

 お願いだから寄って来ないで!と心中で叫びますが何の効果もありません。

 この妖怪の攻撃の間中ずーっと梛(なぎ)は真顔です。

 可哀想に……。どうしていいのか判らずなんの表情も作れずにいるのでしょう。なんとかこの妖怪達の攻撃をかわしながらスーパーマーケットをグルリと一周し終わる頃にはもうクタクタです。あの妖怪は親の生気も吸い取っているのでしょう。危険過ぎます。

 とにかく中年~初老女性は子供を見ると自我を失って、あやしてしまうものなんでしょうか。スーパーマーケットに限らず、ロックオンされる事しばしば。今後も彼等とは戦い続ける事になりそうです。ぶるぶる……。■■